NFTを買う時にかかる手数料をガス代というらしい。
どんな時にかかるの?安くする方法はないの?
こういった要望に応える記事を用意しました!
本記事の内容
- ガス代の仕組み(いくらかかる?)
- ガス代が発生する4つの取引【買う編】
- ガス代が発生する6つの取引【売る編】
- ガス代が発生しない2つの取引【買う編】
- ガス代が発生しない4つの取引【売る編】
- ガス代が安い時間帯と失敗しないコツ
本記事は、NFTを買う時にかかる手数料「ガス代」についてまとめた【最新版かつ完全保存版】になります(ブックマーク必須💡)。
しかも、徹底解説したので、本記事を読み終わるころには、ガス代について概ね理解できている状態になっていますよ!
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NFT図解ブロガー
もくじ
OpenSeaのガス代はいくら?安くする方法も解説【2023最新版】
- ガス代の仕組み(いくらかかる?)
- ガス代が発生する4つの取引【買う編】
- ガス代が発生する6つの取引【売る編】
- ガス代が発生しない2つの取引【買う編】
- ガス代が発生しない4つの取引【売る編】
- ガス代が安い時間帯と失敗しないコツ
まずは、なぜ「ガス代(手数料)」がかかるのか?その仕組みから解説していきます(`・ω・´)ゞ
ガス代の仕組み
ガス代とは
また、このガス代は変動します。原理はシンプルに次のとおり。
ガス代は変わる
- 取引量が多い時:ガス代が高い
- 取引量が少ない時:ガス代が安い
世界中でイーサリアムの取引が盛んに行われている時間帯は、ガス代が高騰します。
ガス代はいくら?
- 2gwei:1ドル前後(数十円〜150円)
- 100gwei以上:60ドル以上(約10,000円)
ガス代は安ければ100円もしない時もありますが、時間帯によっては10,000円を超えることだってあります。「ガス代が安い曜日と時間帯」は後述しますね。
では、日本で最も多く利用されているマーケットプレイス『OpenSea』でNFTを買ったり、売ったりする時に発生するガス代を徹底的にまとめていきます(`・ω・´)ゞ
関連記事OpenSea(オープンシー)とは?始め方や使い方・注意点を解説
ガス代が発生する4つの取引【買う編】
- ①:黒ETH(固定価格のNFT)を買う時
- ②:赤ETH(オークション用)に交換する時
- ③:紫ETH(ポリゴン)に交換する時
- ④:オファーをキャンセルする時
まずは、買ってみる人の方が多そうなので「買う編」からです。
①:黒ETH(固定価格のNFT)を買う時
OpenSeaでNFTを買うには「作品に応じたカラーのETH(イーサ)」を用意する必要があります。
3色のイーサ
- 黒ETH:固定価格(Buy Now)
- 赤ETH:オークション(On Auction)
- 紫ETH:ポリゴン(Polygon)
取引所で購入したETHが「黒ETH」ですね。この固定価格で販売されているNFTを購入する場合、ガス代が発生します。
また、NFTコレクションが初めて作品をリリースする時はOpenSeaではなく、自ら用意した「特設サイト」でリリース(ミント)されることが多いです。
そんな時もガス代が発生します。
②:赤ETH(オークション用)に交換する時
オークション形式で販売されているNFTに入札したい場合「黒ETH → 赤ETH」にWrap(ラップ)する必要があります。
この時、ガス代が発生します。詳しくは後述しますが、入札する時や落札できた時にガス代はかかりません。
関連記事【OpenSea】NFTのオークションに入札する方法
③:紫ETH(ポリゴン)に交換する時
ポリゴン作品として販売されているNFTを購入したい場合「黒ETH → 紫ETH」にBridge(ブリッジ)する必要があります。
この時、ガス代が発生します。詳しくは後述しますが、購入する時にガス代はかかりません。
関連記事【OpenSea】Polygon(ポリゴン)でNFTを買う方法
④:オファーをキャンセルする時
- オファーする時:ガス代は発生しない
- オファーする時(赤ETHに交換したことがない):ガス代が発生する
- オファーしたNFTを購入する時:ガス代は発生しない
- オファーを取り下げる時:ガス代が発生する
欲しいNFTが売りに出されていない場合、所有者に出品をオファーすることができます。
すでに赤ETHに交換したことがある場合、オファーにガス代はかかりませんが、オファー後にキャンセルする場合はガス代が発生します。
ガス代が発生する6つの取引【売る編】
- ①:初めてそのコレクションを出品(転売)する時
- ②:販売をキャンセルする時
- ③:オークションをキャンセルする時
- ④:オファーを承認する時
- ⑤:Giveaway(エアドロ)する時
- ⑥:NFTメタデータをIPFSに保存する時
続いて「売る編」です。
①:初めてそのコレクションを出品(転売)する時
- 自分のコレクションを出品する時:ガス代は発生しない
- 初めてそのコレクションを転売する時:ガス代が発生する
以前は「自分のコレクションを出品する時」にもガス代が発生していましたが、2022年10月以降「完全無料」になっています。
しかし、ミントしたり、エアドロされたり、二次販売で購入した「他人のコレクション」を初めて出品(転売)する時は、コレクションごとにガス代が発生します。
NFTを転売する方法は以下をどうぞ。
関連記事【OpenSea】購入したNFTを転売(出品)する方法
②:販売をキャンセルする時
- 販売をキャンセルする時:ガス代が発生する
- 作品を削除する時:ガス代は発生しない
上記のとおり、販売をキャンセルする時にはガス代が発生するものの、作品自体を削除すればガス代は発生しません。
こんな時は削除した方がトク
- 出品を取り下げたい
- 取引履歴が消えてもいい
③:オークションをキャンセルする時
オークション形式(赤ETH)で出品したものの、キャンセルしたい時にガス代が発生します。オークション形式の出品時もガス代はかかりません。
④:オファーを承認する時
手持ちのNFTにオファーがつき、それを受け入れる時にはガス代が発生します。前述のとおり、オファーの時は「売る側」がガス代を払うことになります。
⑤:Giveaway(エアドロ)する時
TwitterのGiveaway企画など、NFTを無料でエアドロ(AirDrop)する時は「送る側」にガス代が発生します。
詳しくは後述しますが、ポリゴン作品(紫ETH)は「無料」でエアドロできるので、Giveawayにはポリゴン作品が多いんですね。
⑥:NFTメタデータをIPFSに保存する時
- NFTメタデータ:画像データ、作品名や概要など
- IPFS:分散型サーバーのこと
NFTメタデータをOpenSeaのサーバーではなく、IPFSに保存する場合「1作品ごと」にガス代が発生します。
ガス代が発生しない2つの取引【買う編】
- ①:オファーしたNFTを買う時
- ②:ポリゴンNFT(紫ETH)を買う時
次にガス代が発生しそうなのに、発生しない取引「買う編」です。
①:オファーしたNFTを買う時
- オファーした側:ガス代は発生しない
- オファーを受け入れた側:ガス代が発生する
前述のとおり、オファーした側にガス代は発生しないので、欲しいNFTが出品されていない時はオファーしてみましょう。オファーするだけなら無料です。
②:ポリゴンNFT(紫ETH)を買う時
- 固定価格(黒ETH):購入時にガス代が発生する
- ポリゴン(紫ETH):購入時にガス代は発生しない
- オークション(赤ETH):入札時にガス代は発生しない
NFTを買う時にガス代が発生するのは「固定価格(黒ETH)」の時だけです。
関連記事【OpenSea】Polygon(ポリゴン)でNFTを買う方法
ガス代が発生しない4つの取引【売る編】
- ①:自分のコレクションを出品する時
- ②:ポリゴンNFTをGiveaway(エアドロ)する時
- ③:ポリゴンNFTのメタデータをIPFSに保存する時
- ④:固定価格のNFTを値下げする時
最後に「売る編」をどうぞ。
①:自分のコレクションを出品する時
- 自分のコレクションを出品する時:ガス代は発生しない
- 初めてそのコレクションを転売する時:ガス代が発生する
前述のとおり、初めて固定価格のNFTを出品する時のみ、ガス代が発生していましたが現在、自分のコレクションの「出品時」にガス代は一切かかりません\(^o^)/
試しにデジタルアートをNFT化して、出品してみましょう。
②:ポリゴンNFTをGiveaway(エアドロ)する時
前述のとおり、ポリゴン作品のNFTをエアドロすれば「送る側/受け取る側」どちらにもガス代は発生しません。
③:ポリゴンNFTのメタデータをIPFSに保存する時
- NFTメタデータ:画像データ、作品名や概要など
- IPFS:分散型サーバーのこと
ポリゴン作品ならNFTメタデータをOpenSeaのサーバーではなく、IPFSに保存する場合もガス代が一切かかりません。
こうして見ると「ポリゴン最強」ですが、市場規模は「イーサリアム(黒ETH)」の方が圧倒的に大きいので、本気で売りたいなら黒ETHで販売すべきです。
NFT販売戦略
- 無料配布はポリゴン
- 販売はイーサリアム
④:固定価格のNFTを値下げする時
販売をキャンセルする時にはガス代が発生しますが、値下げする時にガス代はかかりません。
とはいえ、オークション形式のNFTを値下げするにはキャンセルする必要があるので、前述のとおり、その時はガス代が発生します。
では、ガス代が発生する・しない取引について、概ね理解できたところで「ガス代を安くする方法と失敗しないコツ」を解説します(`・ω・´)ゞ
ガス代が安い時間帯と失敗しないコツ
ガス代チャート
画像は「曜日/時間帯別のガス代」をグラフにしたものです。ガス代は平日より「土日」、午前より「午後」の方が低い価格で安定していますよね。
ガス代は
- 平日より「土日」が安い
- 午前より「午後」が安い
『Ethereum Gas Charts』で最新のグラフを確認してみてください。「2 gwei」が狙い目ですね。
メタマスクにイーサが入金されていれば、実際のガス代を「ドル建て」で確認できるので、購入前に〝相場〟をチェックしておきましょう。ガス代は10〜30秒単位で変化しますよ。
実際の画面は次のとおり。
「編集」をクリックしてみてください。
優先度を編集
- 高:処理速度が速くなるが、ガス代が高くなる
- 中:デフォルト
- 低:処理速度が遅くなるが、ガス代が安くなる
「優先度を編集」で「低」を選んで「保存」をクリックすると、処理速度が遅くなり、ガス代を抑えることができます。そう、ブログで紹介している方もいるのですが…
が「低」で通すと「トランザクション詰まり」といって、いつまでも買えず「ガス代だけ取られる」ことがあるんです。そこで失敗しないコツです。
ガス代を安く抑えた上で、失敗しないコツ
特にライバルが多いNFTを購入する時は「高」を選ぶようにしましょう。
僕は「高」で通してスムーズに買えなかったことはありません!
また、僕がNFTを初めて買ったころのガス代は安くて「10ドルほど」でしたが、現在は「1ドル以下」の時もありますよ!
まとめ:仮想通貨のはじめの1歩は口座開設!
- ガス代の仕組み(いくらかかる?)
- ガス代が発生する4つの取引【買う編】
- ガス代が発生する6つの取引【売る編】
- ガス代が発生しない2つの取引【買う編】
- ガス代が発生しない4つの取引【売る編】
- ガス代が安い時間帯と失敗しないコツ
ガス代について超初心者向けに徹底的にまとめてみました。
また、仮想通貨を買うのも、NFTアートを買うのも、はじめの一歩は「仮想通貨取引所に口座を持つこと」です。
くわしい手順を知りたいひとは「4ステップ口座開設」をご覧くださいね。
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